オリーブオイルの輸入
オリーブオイルは品質が変わりにくく、保存の容易な食品です。
開封前の状態であれば、数年は安定した品質が保たれます。
そのため輸出・輸入のコストも安く、貿易でも盛んに取り扱われています。
ただし、時間がたつにつれ色や香りは徐々に落ちるため、国際オリーブオイル協会では、瓶詰め後12~18ヶ月を賞味期限と定めています。
開封後は、使うたびに固く栓をしめ、冷暗所に保存することで長く品質を保つことができます。
利用方法は、食品として以外にも、薬用として用いる場合があります。
主に皮膚の乾燥やかゆみを防止する目的で、スキンケアやマッサージオイルとして利用されます。
また、香水やせっけんの材料としても活用されています。
日本でも、薬用・食用に様々なオリーブオイルが輸入されており、その消費量は年々増加しています。
オリーブオイルは栄養価の高い食品として知られ、特有の成分であるオレイン酸が子どもの骨格の発育、骨のミネラル化を促進したり、病気や老化の原因とされる活性酸素を抑える栄養素も含まれています。
地中海周辺の諸国では、肝臓の解毒作用を強め、二日酔いを防ぐ妙薬として重宝されています。
日本に始めてオリーブオイルが持ち込まれたのは、約400年前の安土・桃山時代だといわれています。
本格的に輸入されるようになったのは明治以降で、昭和34年の輸入自由化により、安価な外国産のオリーブオイルが大量に輸入されるようになりました。
国内での生産は、一部に地方の特産物として、小規模な栽培があります。


