オリーブオイルの輸入に関する基礎知識
オリーブオイルは人類が初めて手にしたオイルだといわれています。
オリーブの実を搾るだけで簡単に作ることができるため、またたく間に世界各国へと普及しました。
オリーブの木は古来よりイラン高原、イラク、シリア、パレスチナ地方に生息していたといわれており、その名はアラビア語に端を発すると考えられています。
やがて、フェニキア人によってオリーブ栽培が普及し、地中海周辺を中心に、西洋諸国でも用いられるようになりました。
ローマ帝国は、オリーブオイルの膨大な消費を支えるために、属国に栽培を命じ、大量に輸入していたといわれています。
その後、様々な技術の発達によって、長期保存や大量の採油が可能になり、安くて安定したオリーブオイルの供給が実現しました。
現在では、国際的な生産・輸出・輸入の体制が整備されており、各国で品質管理の基準などが定められています。
現在、オリーブオイルを生産している国は30カ国を超えるといわれています。
世界の生産量の98%は、いまでも地中海沿岸で行われています。
地中海のもたらす温暖な気候が、オリーブ栽培に最適だと考えられているためです。
世界中が輸入を行なうため、国の一大産業にまで発展したオリーブ生産ラインも確立されています。
ちなみに、収穫量の多い国としては、スペインの86万5000トンを筆頭に、イタリア、ギリシャ、シリア、トルコなどが挙げられます。
消費量については、ギリシャが世界一だといわれています。
特に、クレタ島の人々の消費量は凄まじく、年間平均で40リットルに達するといわれています。


